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2026/09/02 16:36

こんにちは、店長のホソダです。
これまでお届けしてきた工場のまいにちのストーリーも、いよいよ今回が最終回!本当に最後のステップである「梱包(こんぽう)と出荷」の工程についてお話しします。
「あとは箱に入れるだけでしょ?」と思うかもしれませんが、外からは見えない部分にも、きれいな状態でお届けするための工夫がたっぷり詰まっているんですよ。
粘着がないのにくっつく、ふしぎなテープ
前回のブログ(その⑧)でお話しした、2人1組で美しくたたみ上げたカーテン。そのまま箱に入れると、配送中に中で動いて形が崩れてしまいます。
そこで私たちは、カーテンが箱の中でズレないように、まずはしっかりとした台紙の上に乗せます。そして、ある「ふしぎなテープ」を使って軽く固定をしていくのですが……
このテープが、ちょっと面白いんです!
手で触っても、デリケートなカーテンの生地に触れても、ベタベタした粘着は一切ありません。それなのに、テープどうしを重ね合わせると、ピタッとくっついてカーテンを優しく固定してくれるんです。
生地に糊(のり)がつく心配もありませんし、跡も残りにくいので、出荷するときの綺麗な形をキープするのに欠かせないお役立ちアイテムです。
ここで一番難しいのが、テープを留めるときの手の「力加減」です。強く締めすぎてしまうと、せっかくきれいにシワを伸ばした生地に、凹み跡がついてしまいます。スタッフは、その生地の個性を手で感じ取りながら、「形は崩れないけれど、シワにもならない」という絶妙な、優しい力加減で固定をしていきます。
輸送中のズレを防ぐ、もうひと工夫
台紙に固定したカーテンは、直接ダンボールに入れるのではなく、半透明の袋に入れたり、ビニールで1カ所ずつ包んだりしてから箱に入れます。
このとき、箱の中でカーテンが動かないように、ビニールをテープで留めてさらに固定するという「もうひと工夫」を加えています。実はこれをするだけで、輸送中の荷揺れによる動きがかなり軽減されて、綺麗な状態を保ったままお届けできるようになるんです。
名前と内容を合わせる、最後の細心の検品
いよいよ箱詰めです!ここでは、お客様一人ひとりのお名前と、ご注文いただいたカーテンの内容を1つずつ丁寧に合わせて確認していきます。
ただ箱に入れるだけでなく、「糸くずは残っていないかな?」「フックの種類は間違っていないかな?」と、その場でできる細心の検品を同時に行いながら、慎重に箱詰めを進めていきます。
ミシンをかける、アイロンを当てる、長さを測る、フックを付け、タッセルを縫う、2人でたたむ、そして最後に優しく包んで、名前を確かめる。
こうしてすべての工程をクリアしたカーテンが、ようやく梱包されて工場から出荷されていきます!
全9回にわたってお届けしてきた、私たちの「ものづくりのまいにち」。いかがでしたでしょうか。
機械でパパッと効率よく作るのとは違って、1枚のカーテンがあなたのお家に届くまでには、たくさんのスタッフの、真っ直ぐで丁寧な手仕事があります。
みなさまがお部屋に新しいカーテンを掛けた瞬間、ふわりと広がる美しいウェーブを見て、喜んでいただけたら本当に嬉しいです。
これからも、私たちが大切にしているカーテン作りの様子や、窓辺がちょっと嬉しくなるようなお話をたくさん届けていきますね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
また次回のブログもお楽しみに!